アリヤギャラリーペルシャ絨毯専門店 大阪

絹の道 〜シルクロード〜

絹の道 〜シルクロード〜 シルクロード

絹の道 〜シルクロード〜

アジア、インド亜大陸、中央アジア、西アジアの古代社会を結ぶ絹の道、ペルシア語でラーへ・アブリシャームと呼ばれるシルクロードは、直線距離にして約7500キロメートル、それぞれのルートを合算すると35000キロメートルを超える長さのこの道で、昔より多種多様な文化や宗教、そして産業まで各国に影響をもたらされてきました。イランはオリエント時代からの長い歴史を持つ、シルクロード時代の文化交流の中継地でした。

中でも絹製品が多く取引され、インドや西アジアの国々から当時のローマ帝国まで商いや文化が運ばれており、ユーラシア大陸を結ぶこの絹の道、シルクロードは、経済発展のみならず文明発展ニーム 」医療発展、宗教、そして文化など、数々のアイデアが分け合われてきた東西交易路でもあります。

シルクロードが国を通過している国であることから、各産業でロシア人をはじめとする、イギリス人、アメリカ人を魅了してきていました。

1979年以降、イランはイスラム共和国となり、輸出面では石油、雇用面では絨毯

の製造が国を支えています。羊毛刈り、毛刈り、織り、洗浄、販売や修理まで絨毯産業に

多くの人が関わっています。

シルクロード貿易の今日まで

国際貿易を重要視していたサーサーン朝によって、イランを横断する主要ルートは、1世紀の初めまでに発展して行ったと語り継がれています。その後、5世紀には中国の国境からイランまでのシルクロードと、南シベリアと西シベリアに至る交易路へと広がっていきました。

日本においても、シルクロードを経由して遠く離れたイランとも貿易国交が生まれ、東のシルクロードの終着点である、奈良県の成倉院に納められているガラス器の白瑠璃碗は、ペルシャ帝国の繁栄の証とされています。

3つのシルクロード

シルクロードは大きく3つに分けることができます。

1つ目は、草原のシルクロードでステップロードとも呼ばれています。
北緯50度付近の紀元前からの古代シルクロードを草原のシルクロードと呼びます。

もう一つは、砂漠のシルクロード。別名オアシスルートと呼ばれている、北緯40度、古代から現代に渡って呼ばれているシルクロード、そして3つ目は海のシルクロード。アジア

南海部の大航海時代のシルクロードで、中国福建省を出発点とした、東シナ海、南シナ海、インド洋、そしてアラビア海へとのびる海路のことを指します。海のシルクロードは、中国の貿易戦略の「真珠の首飾り戦略」にも重要視されている、貴重な貿易行路とされています。


海のシルクロードも陸のシルクロードと同じく歴史が古く、プトレマイオス朝エジプト王国時代より盛んに利用されており、古代ローマ帝国においても、この貿易路を継承し南インド王朝サータヴァーハナ朝との国交で活躍したといわれています。

軽量の贈呈品は陸のシルクロード、大きいものや重たいものは、海のシルクロードを運搬するために。陸・海のシルクロード経済ベルトの中継地であるイランは、貿易経済に欠かせないシルクロードの見張り番といえます。 

0
これもペルシャ絨毯?
LABAFAN 有名工房最高級レベルペルシャ

関連する投稿