イスファハン
テヘランの南約300キロにあるオアシスの都市。ペルシャ絨毯の代表格といえば、なんといっても“イスファハン産”。
16世紀末、ペルシャ文化の黄金時代を築いたサファヴィー朝のアッバース王が、古都イスファハンを新しい帝都とし、壮大な建築物で飾りました。芸術の都にふさわしく、端正なフォルムと、鮮やかなブルーや赤などの洗練された美しい色彩が特徴。
デザインは、左右対象のものが多く、鳥や、生命の樹、花瓶、礼拝用アーチが最も人気のある文様です。ベースは、白・紺・ベージュ・焦茶の伝統色でありながら、その配分によって新しさを出しています。
ペルシャ絨毯のサブボーダー部に銘が織り込まれているものがありますが、これは多くの場合「工房名」で誇り高い職人の魂が織り込まれているのです
クム
テヘランの南約130キロ、イスラム教の聖都の一つで、砂漠の中の街。シルク絨毯ではペルシャ第一を誇るクム。絨毯の産地としての歴史は比較的短く、20世紀初頭に始まりますが、各産地の技術やデザインも最良のものをとり入れ、様々な伝統的ラグの意匠の要素を組み合わせて独自な意匠を創造し、新しいペルシャ絨毯のスタイルを生み出しました。
クムのラグで一般的なのが、古典的な庭園意匠です。絵画的な絨毯では、鳥や動物また狩猟場面がデザインされています。また、絹の光沢に憧れる日本人の好みに最もフィットした絨毯と言えます。
ナイン
イスファハンの東150キロにある人口約1万人の小さな街で、古くからの絨毯の産地。ブルーやベージュなどの落ち着いた配色が特徴で、藍染め、伊万里焼きの染め付けにも似た色合いで、日本人のファンも多い。
新しい絨毯生産地として、伝統的な文様を持っていないために、代わりに古典的意匠に集中している。メダリオン意匠がポピュラーで、フィールドはぎっしりと詰め込まれた複雑な文様で飾られています。装飾の背景の地色は概ね明るい色で、抑制のきいた地味な色が使われています。染料の品質は常に最高級品です
タブリーズ
テヘランの北西約600キロ。シルクロードの中継地として栄えた貿易都市、タブリーズは、早くから絨毯の産業も発達し、ロシア・コーカサス風の幾何学模様のほか、動物をアレンジした絵画的なものまで、多彩な柄のバリエーションは世界的にも高く評価されています。モスクや宮殿の建物と四季を表した意匠がポピュラーです。地色は、赤・青・アイボリーが一般的。落ち着いた色調と小紋のような図柄は和室にもよく合います。
3000年の歴史と言われているペルシャ絨毯は、昔から、各地域で織り続けられています。
それぞれのペルシャ絨毯の産地は、地域の名前です。
当サイトでは、日本でよく知られている各産地(クム、ナイン、イスファハン、タブリズ)
を、紹介致しておりますが、その他、ペルシャ絨毯の産地は、下記の通リです。
カシャーン、クチャン 、マシャーッド 、ヤズド 、ヤラメ 、バクチアリ 、
バルチ 、 ザンジャン 、 アルデビル 、 アルデカン 、 ビジャル
ファラハン 、 ジョウシャガン 、 ケルマン サラブ 、 サルク 、
ワラミン 、 トルケマン 、 シラズ 、ハメダン 、マライエル 、ガシュガイ
ケルマンラワル
上記以外のペルシャ絨毯の産地もあります。
近いうちに、上記のペルシャ絨毯の産地を、画像で紹介致します。
大阪 アリヤギャラリーペルシャ絨毯専門店 www.ariya-carpet.co.jp
ペルシャ絨毯の産地について |
ペルシャ絨毯の産地情報
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